管理会計と原価管理

広告代理店様向け販売管理システムのアップクロス 営業担当 飯尾です。

さて、前回管理会計とはなんぞや」ということを簡単に記述させていただきました。 もちろん、私が記述していることが管理会計のすべてではありません。 管理会計とは奥が深いです。 また、業界や業種によっても管理基準等が異なりますし、会社によっても異なります。

財務会計管理会計が大きく異なる点として、 ・管理会計は内部管理用の会計情報のため、その会社の基準で作成する。 財務会計は、報告や制度によって報告基準が決まっている。ことです。

社内用の管理基準なので、会社によっても必要な情報や、管理の細かさが異なります。 予算の立て方や、組織の細分化についても異なるので、自分の会社での管理会計基準というものが 各社各様となります。

様々な管理がありますが、どの会社の管理会計でも、揺るがない要素があります。 それは、  ・売上の管理 ・原価の管理 ・予算の管理 この3点については、どんな管理会計基準であっても最低限必要だということです。 当たり前といえば当たり前の話なのですが、 これが簡単そうに見えて、本当に難しい話です。 この3点が「完璧にできている」という会社は、すごいです。 今まで私がお話させていただいている会社様では、どんな会社でもこの3点のどこかには、 必ず問題点や課題を抱えていらっしゃいます。

よくあるパターンとして

・売上は正確に管理している。

これはできているお客様はいらっしゃいます。 当然といえば当然ですね。売上=請求になりますし、請求=入金となるので、 みなさん売上情報の徹底管理というのは、必須です。 ただ、企業体が大きくなってくると、売上管理がアバウトになっている会社様も見受けられます。 請求書の出し忘れや、月末・四半期末・年度末の売上締め時での計上漏れや金額間違え等々 会社が大きくなればなるほどアバウトになりがちです。

さて、次に「原価管理」についてはどうでしょう? 「原価管理はやってますよ!!」とお話される方もいらっしゃいますが、 管理会計に必要なのは、「アバウトな原価管理」ではなく「正確な原価管理」です。

広告業における原価管理の問題点はいくつかあります。

 ・仕事が全部終わるまで原価が確定しない。 ・原価と売上の紐づけができていない。 ・その原価について、本当に支払っていいかの判断ができないで払っている。

等々です。

また、広告業の原価の多くが、制作に関する原価や、人件費に対しての原価になるため、 なかなか金額の見通しや基準が立てにくいのも現実です。

管理の基準はどこまでしているでしょうか?

原価管理をするうえで、 ?どの会社に ?いくら ?いつ支払うか? ここまでは当然管理していらっしゃるかと思います。

では、 ?どの会社に ?いくら ?いつ支払うか? ?どの仕事に対しての原価で ?どんな内容の仕事に対しての金額で ?その金額での支払いが適切か? ?請求書はちゃんと届いているか? ?その会社に発注書はちゃんと発行しているか? ここまで管理はしているでしょうか?

原価管理で必要なのは、 ?~?までで終わらせることではなく、 ?~?までを管理することです。 数字管理だけで言えば、?、?は不要ですね。 ただ、企業として外注先とのやり取りを的確にすることを考慮すると、 ?、?のような書面管理も必要な管理になってきます。

管理会計とは、将来の方針決定や、予測に使うための指標になるので、 原価が正確でないと、売上総利益いわゆる粗利益が算出されません。 粗利益が算出されないと、管理会計は意味が薄れます。 売上だけの予測で企業は経営方針や事業方針を決められないからです。 まず第一にには、「原価管理を正確にすること」 これが管理会計の第一歩となります。

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